「色鍋島・鍋島青磁」は鍋島藩の藩窯で製作された精巧華麗な磁器で、延宝以来三百有余年肥前大川内山で焼かれております。
明治の廃藩後も、その技法は曽祖父 市川重助（明治十年の勧業博覧会に出品した作品が鳳紋褒賞を授与）父 市川光雄（昭和十五年、当時の商工省から、伝統技術保存認定者として指定）と、受け継がれました。
昭和五十七年父の急逝後も、先人の高い技術を目標にして平成五年市川浩二は光山を継承し、歴史に残る銘品を作ることに日々精進を続けております。
皆様の御好評、御支援の程をお願い申し上げます。

畑萬陶苑は、370年続く伊万里鍋島焼の歴史や技術をバックグラウンドに心の豊かさを感じることの出来る感性豊かな日本文化を継承しつつ、
日本的美的感覚を現代のストーリーとして体現し、世界に発信していきます。
平日は工房見学ができます。

"鍋島"の伝統技法の「墨弾き」を用いている黒墨弾きは繊細で柔らかな描写で巒山窯を代表する作風になっています。
また、繊細で柔軟な筆のタッチはそのままに線で表現する線描きシリーズはこれまでの墨弾きとは対極の世界観を創り上げています。

廃藩置県で鍋島藩が廃止された後その流れを引き継ぎ民窯として独立し鍋島の伝統技術を守り続けています。
今日鍋島様式の陶磁器を制作するにあたって私共は往時鍋島のその精微さ格調の高さを模範としながらより現代にふさわしい物づくりを致す様努めております。

創業以来、白磁を中心とした美術工芸品を専門に製作をしている窯元です。
近年では伝統工芸士の絵付けが施された鍋島スタイルの食器に多くのファンが魅了されています。

色鍋島の由緒ある伝統と技法を、伝統工芸士として丹念に創作しています。

伊万里の土にこだわり作り続ける松浦唐津焼、ロクロや絵付け体験もできる窯元。

伊万里焼の名門、鍋島焼の伝統を受け継ぐ龍仙窯。繊細な筆致で描かれた花鳥や風景は、見る者を魅了します。
当代・市川龍仙は、人間国宝に認定された父・市川三代龍仙の技を受け継ぎながら、独自の作風を追求。
伝統を守りつつ、現代的な感覚を取り入れた作品は、国内外で高い評価を受けています。
伊万里市大川内山に窯を構え、見学も可能です。

大川内山に産出する青磁鉱石を百パーセント使った、天然の鍋島青磁専門です。

せいらの器を手にした時から、人と器の楽しい関係がはじまります。引き継がれた伝統を礎に、新鮮な感性をあしらった「せいらの器」には、暮らしに心地よく馴染む暖かな魅力が秘められています。

伝統の中に、女性独自の思考で新風を吹き込み、手作りの器を手懸けています。

創業明治16年。　
秘窯の里として知られる伊万里 大川内山の老舗窯元としての誇りを胸に先人たちが遺してくれた日本最高峰の美意識を
大切にしながら時代の変化に合わせて進化し続ける窯元です。
うつわと暮らしの豊かな価値を求め
これからも進化し続けて参ります。

江戸時代に将軍家へ献上されていた鍋島焼。その技術と文化を継承し現代の暮らしに合ううつわを作りながら、百年後の未来に向けて鍋島焼文化を確立するための活動に取り組んでいます。
ロクロ体験、絵付け体験ができます。

明治維新の廃藩置県によって、この鍋島藩窯も二百年の歴史に幕を閉じましたが、当時より続く由緒ある窯元は、従来の誇りある伝統を受け継ぎ、これに現代の感覚を織り込んだ作品の生産を続けています。